田中ゼミでは3年生6名がOSAKA SPORTS GROOVE スポーツビジネスコンテスト2024で優秀賞（準優勝）を頂きました。このコンテストは男子バレーボール?クボタスピアーズ様にご協力をいただき、ビジネス現場での集客企画を学生が考案して、その実践?運営までを学生自身が行い、その成果をプレゼンテーションするものです。

　日ごろ教室でのマーケティング学習から、学生はバレーボール競技のライトなファン層をターゲットに設定し、中でもかつてバレーボール人気が絶大であった1980年代にファンであった「もう一度シニア世代にアリーナに来てもらおう！」とのコンセプトを企画軸にしました。そうしたシニア層の来場から近い将来には家族?孫世代での来場に繋がるような企画を丹念に作り上げていきました

　1月25日（土）、26（日）の実践日にはコンテスト?スポンサーのダイシン物流（株）の皆様、またアクティブシニアライフ協会、チームの皆様のサポートも頂きながら、普段は入ることが出来ない至近距離での練習見学や、バレーボール体験、試合前の選手と同じストレッチ体験、抽選会を来場者に提供しました。

　こうした企画実践からの学びの総括を2月8日（土）の最終発表会でプレゼンテーションしました。審査員には自治体のスポーツ部門、クボタスピアーズの責任者、オリックスバファローズの管理職と、普段はお会いできないような方々に向かって熱く成果を語りました。惜しくも最優秀賞には至りませんでしたが、貴重な経験の数々は学生の大きな成長となりました。

　商学科ではこうした授業とビジネス応用の双方からの、知識や経験の構築を大切にしており、他の多くのゼミでもアクティブラーニングを活用しながら学生の成長をサポートしています。