2024年度KCAA大学スポーツ奨励賞の受賞式が2月21日に開催され、本学サイクリング部の副島達海さんが受賞しました。本賞は、大学スポーツの発展に貢献し、優れた競技成績を収めた学生アスリートを表彰するものです。副島さんはMTB（マウンテンバイク）とシクロクロスの両競技で国内外において優れた成績を収めるとともに、競技の普及や後進の育成にも尽力してきた点が高く評価されました。

副島さんは大学1回生の2022年にMTB全日本選手権U23で初優勝を果たし、2023年、2024年も同大会を制して3連覇を達成しました。さらに2023年のMTBナショナルランキングでは1位となり、国内トップライダーとしての地位を確立。その実績から、多くの選手が目標とする存在となっています。国際大会でも活躍し、2023年アジア選手権（インド大会）で3位、2024年マレーシア大会では優勝を果たしました。

また、MTBと並行してシクロクロス競技でも活躍し、2023年全日本選手権U23カテゴリーで優勝。2024年シーズンでもナショナルランキング1位を獲得。MTBとシクロクロスの二刀流アスリートとして高い実力を発揮しています。

さらに、競技活動だけでなく、地域のMTB?シクロクロス練習場整備にも協力し、サイクリング部では主将として後輩の育成にも力を注いでいます。

昨年は本学から硬式野球部主務の宮崎七海さん（経営学部商学科4年生）が同賞を受賞しており、大阪産業大学として2年連続の受賞となりました。本学は、副島さんのこれまでの努力と功績を称えるとともに、今後のさらなる活躍を期待しています。